ドリームインキュベータ

CLIENT:MAZDA

Support for the development of new businesses based on technological innovations

背景

マツダはこれまで、自動車メーカーとして培ってきた技術力・人材・開発経験を競争力の源泉とし、事業成長を実現してきた。

一方で、自動車業界は現在、電動化・ソフトウェア化の進展、脱炭素規制の強化、地政学リスクに起因するサプライチェーンの不安定化などを背景に、100年に一度の大変革期に突入している。

このような状況のもと、活動メンバーは自動車領域に閉じない形でより広い視野での事業開発が必要であると考えるようになった。

支援内容

マツダが持つ「技術」を元に事業開発を行うべく、以下1~5のステップでさまざまな事業創出を推進。

ステップ1.技術シーズの整理とゴール設定

  • 各技術の出自や付加価値を明確化し、“技術群” に整理
  • ①時間軸、②規模、③収益性を軸に、本取り組みのゴールを設定

ステップ2.技術群の用途/ビジネスに関する事業仮説の検討

  • 各技術群を活用した用途の幅出しと、各用途における顧客・市場規模の調査、また競争優位性や実現性に基づく優先順位付けを実施
  • 市場の特定や想定規模を算出し、技術群を一次スクリーニング

ステップ3.事業化に必要な顧客ニーズの検証とビジネスモデルの策定

  • 顧客候補インタビューを通じた可能性の検証
  • 類似/競合サービス企業のインタビューを通じた、二次スクリーニング

ステップ4.事業計画の策定

  • 事業化の実現に向けたパートナリング候補とのディスカッション
  • ベンチマーク企業の取り組みを元にした体制と、アクション内容の設計
  • 上記2点を踏まえ、狙える事業規模試算、ターゲット顧客の定義、事業化のロードマップの作成

ステップ5.有望性検討

  • 顧客とのPoC/PoB実施内容・計画の策定、必要予算・リソース等の決定
  • 社内関係者議論

プロジェクトの成果とその後

さまざまな技術の有望性を検討支援するなかで、塗膜の防錆性能を短時間で定量評価可能な技術に着目した「塗膜耐食性評価サービス」においては、事業案を構想し、社内承認を獲得。

  • 2025年秋よりサービスの有償トライアル提供を開始。数十社から申し込みがあり、想定を上回る反響を得る
  • 受託型サービスとしての展開を起点に、将来的にはSaaS型サービスへの拡張を展望

関連リンク

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