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これまでの経歴と、DIを選んだ理由を聞かせてください。
私は中国で生まれ、中学生の時に日本へ移住しました。日本での生活を通じて、礼儀正しい国民性や健康的な食文化、質の高いおもてなしに触れ、日本という国に強い魅力を感じるようになりました。また、中国・米国・英国での経験を通じてグローバルな視点を得る中で、海外からも「メイドインジャパン」の品質やサービスが高く評価されていることを実感してきました。
一方で、近年のIT技術の急速な進展により、日本の国際競争力の相対的低下に課題意識を持つようになりました。この問題意識から、大学院修了後は総合コンサルティングファームにてTMT業界を中心に新規事業構想や各種戦略策定に従事しました。しかし、「インダストリー×コンピテンシー」の組織構造のもとでは提案が既存の枠組みにとどまりやすく、本質的な価値提供に限界を感じ、より実行・成果にコミットできる環境を志向しました。そうした中で、産業プロデュースにより戦略から実行まで一貫して価値創出に向き合うDIに魅力を感じ志望しました。
入社後はコンサルティング業務を経て、企業成長と日本の競争力強化により直接的に貢献するため、クロスボーダーM&Aを中心とするFAチームに参画しました。案件の9割以上がクロスボーダーであり、戦略策定からPMIまで一気通貫で関与できる環境の中、海外経験や中国語・英語・日本語を活かしながら価値発揮を実感しています。
DIで経験したプロジェクトの中で、印象に残っているものを教えてください。
DIで印象に残っているのは、製造業・エネルギー分野におけるクロスボーダーM&A案件です。近年は、AI需要の高まりを背景に、インドにおける半導体やデータセンター関連の案件に多数関与しており、成長市場のダイナミズムを肌で感じながらプロジェクトを推進しています。
これらの案件では、クライアントの成長戦略に基づく投資仮説の構築から、ターゲット選定、交渉支援、さらには買収後の統合(PMI)まで一貫して関与しています。単なるディールの成立にとどまらず、事業としての実現性やシナジーの創出にまで踏み込む点に、DIのFAチームの特徴があります。
また、DIには、役職に関係なくフラットに議論できる文化があり、若手であっても主体的に意見を発信し、意思決定に関与できる環境があります。自身が関与した案件が実際に形となり、企業の成長や産業の変革につながっていくプロセスに携われることに、大きなやりがいを感じています。
今後の展望や目標を聞かせてください。
今後は、クロスボーダーM&Aの分野で専門性をさらに高め、スペシャリストとして日本企業の成長に貢献していきたいと考えています。人口減少や市場成熟が進む中、日本企業が持続的に成長していくためには、海外市場の取り込みやグローバルでの競争力強化が不可欠であり、その中核を担うのがクロスボーダーM&Aだと考えています。
これまで培ってきた多国籍環境での経験や語学力を活かし、企業と企業、さらには国と国をつなぐ役割を果たしながら、日本発の価値創出を世界へ広げていきたいと考えています。将来的には、単なるアドバイザーにとどまらず、産業の成長そのものにインパクトを与えられる存在になることを目指しています。
