- 民間ファンドが事業者に事業資金を提供します。
- 事業者がサービス対象者にサービスを実施。介護予防では、介護予備軍である高齢者に対して、介護予防に資するようなサービス(運動、就労、趣味等)を提供するイメージです。
- 評価機関が事業者によるサービスの成果を評価します。
- 自治体に結果を共有します。介護予防で言うと、本来は5年後に介護状態にはるはずだった高齢者が元気なままであるというのが成果の一つのイメージで、これはデータを活用し経年でモニタリングすることで評価します。
- 自治体がプールした原資から成果報酬を支払います。
官民連携で新たなビジネスを。
ソーシャルインパクトボンド(SIB)は、民間企業のノウハウと民間資金を活用した新しいソリューションを成果連動型で実施することで、国や自治体が抱える社会課題の解決を図る、新たな官民連携の仕組みです。DIは、ビジネスプロデュース活動の一環として、医療・健康、インフラ維持修繕、防災、リサイクル、こどもの教育、まちづくり等の幅広い分野でのSIB活用を推進していきます。
Why We Do
DIがソーシャルインパクトボンド(SIB)を
推進する理由
様々な社会課題に直面する日本には、明らかに抜本的な処方箋が必要です。
多くの社会課題は、顕在化してからの事後対応では費⽤がかさむ⼀⽅で、事前対応(予防)できれば、最⼩費⽤で抑制できるものが多いのも事実です。⾏政は事前対応(予防)が重要であると分かっていても、構造的に顕在化していないものへの資⾦の手当てやノウハウの活用が難しい状況があります。
ここに、⺠間の資金面・ノウハウ面での創意⼯夫を取り込むことで、⽇本の様々な社会課題の解決・抑制に繋げていき、三⽅良し(⺠間企業・⾏政・⽣活者)の世界を創っていきたいと我々は考えます。
Social Issues
ソーシャルインパクトボンド(SIB)が
解決する社会課題
SIBの現在の一般的な適用先は、取り組みが短期で完了・成果が評価しやすい・インパクトが小さいという傾向があります。DIは、日本の各社会課題の深刻さを鑑み、取り組みが中長期に及び、成果の評価は難しいが、インパクトが大きい分野へもSIBを適用していくべきだと考えています。