『産業プロデュースで未来を創るー新ビジネスを次々と生み出す思考法』

Takayuki Miyake / Mizuho Toyama

  • ISBN :978-4-8222-5628-9
  • Release Date:Aug 8,2018

【新刊】 『産業プロデュースで未来を創る-新ビジネスを次々と生み出す思考法』 発売

DIは、『産業プロデュースで未来を創るー新ビジネスを次々と生み出す思考法』 を日経BP社より8月8日に発売します。

前2作 『3000億円の事業を生み出すビジネスプロデュース戦略』、『3000億円の事業を生み出すビジネスプロデュース成功への道』(PHP研究所)では、社会課題を取り込み、それを解決するための構想を描き、その実現に向けて仲間を巻き込んでいくことで数千億円規模の事業を創出していくという「ビジネスプロデュース」の方法論を解説しました。

本書では、その「ビジネスプロデュース」の手前に当たり、ビジネスプロデュースを裏で支えてきた、「産業プロデュース」というコンセプトとその方法論をお伝えします。

社会課題から「筋の良い妄想」を切り出し、新しい産業ごと生み出していくところにフォーカスを当てて解説すると共に、いまDIが実際に取り組みつつある健康寿命や認知症社会の産業プロデュースの事例を取り上げて、より具体的にプロセス・思考法をお示しします。

本の詳細

  • 著者 :三宅孝之、遠山みず穂
    (株式会社ドリームインキュベータ)
  • 定価 :2,000円(税別)
  • ISBN :978-4-8222-5628-9
  • 発行 :日経BP社

本の目次

  • 【第1章】社会課題と事業創造
  • 【第2章】健康寿命の産業プロデュース
  • 【第3章】認知症社会の産業プロデュース
  • 【第4章】社会課題の宝庫、日本

<内容紹介>(日経BP社 ホームページより引用)

「未来」設計がビジネスチャンスを切り拓く
社会課題から読み解く事業創造のポイント

「社会課題を解決するソリューション提供が大きなビジネスになる」。多くの企業が、そのことに気づき始めています。ただ、社会課題の解決と言っても、どの課題を解決するか、どのように解決すればよいか、見つけることは簡単ではありません。

実際に検討してみても、「社会課題から検討しているつもりが、いつのまにか自社の強みから考える思考方法に戻っていた」「慈善事業なら出てくるが、ビジネスにはなりそうにない」「ビジネスアイデアはできたけれど自社のポジションがなかった」といった結果になってしまうケースが少なくありません。

ポイントは、ある社会課題を解決する「妄想」から、それをビジネスとして展開していく「構想」に落とし込んでいくこと。これが「産業プロデュース」の考え方です。

社会課題の解決策となるコンセプトを作る主役は、あくまでも企業です。社会課題に対峙し、どこまでもビジネスの発想で課題を切り取って解決策を考え抜くこと。そこに、産業プロデュースの本質があります。もちろん、政府による政策が必要な場合はあります。ただ、“企業が主体となって政府をパートナーとして巻き込む”というスタイルの方が、よりサステナブル(持続可能)で、よりインパクトの強い社会設計につながります。

本書の目的は、この産業プロデュースのプロセスを紹介、解説することです。数千億円クラスの大きなビジネス創造をいくつも手掛けてきたドリームインキュベータが、これから実際に手掛けていこうと考えているビジネスを例に挙げながら、妄想を切り出すコツを指南します。

関連情報

メディア掲載情報

  • 東洋経済オンライン連載 : 2014年3月~2014年10月 「ビジネスプロデューサ列伝(全28回)」
  • CTO30会議 :日経BP社主催 「CTO30会議」の企画・ファシリテーション等を通じた実行を支援