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特攻とは何だったのか~日本人として忘れてはいけないこと~

ドリームインキュベータ代表取締役 堀 紘一/三枝 成彰 共著(PHP研究所)


『特攻とは何だったのか~日本人として忘れてはいけないこと~』

先の太平洋戦争における特攻隊員の戦死者数は1万4千余といわれる。しかも、ほとんどが前途有為な青年たちで、予備学生や少年飛行兵もたくさんいた。一方で、特攻を命じた指揮官たちは、自ら手本を示して散華した有馬正文少将、特攻生みの親といわれる大西瀧治郎中将の自決、最後の特攻に向かった宇垣纏中将などの例はあるものの、戦後に生き残った者が圧倒的に多い。
本書は、特攻の成り立ち(フェーズ1)から、絶望的な作戦指導(フェーズ4)までを時系列に追いながら、日本軍の無為無策ぶりを分析するもの。その通底に流れるのは、特攻に殉じた若者たちの「思い」をいかに現代に引き継ぐか、である。
なぜ彼らは出撃前に「笑顔」に至れたのか、誰が少年兵を死地に向かわせたのか、特攻反対論に耳を貸さない空気はいかにして生まれたのか…… 特攻は決して過去の職業軍人が犯した罪ではない。さまざまな教訓が詰まった一冊。
(PHP研究所 解説より転載)

序章    何のための戦争だったのか
第一章  フェーズ1「偶発的、自発的な時代」
第二章  フェーズ2「強制命令の時代」
第三章  フェーズ3「供物と化した時代」
第四章  フェーズ4「統率なき時代」
終章    我らがオペラとして遺す意味