ジャパンマテリアル株式会社によるシンガポール・Aldonへの資本参加に対するアドバイザリーサービスを行いました
株式会社ドリームインキュベータ(以下、DI)は、ジャパンマテリアル株式会社(以下、ジャパンマテリアル)による、シンガポールのAldon Technologies Services Pte Ltd およびADCT Technologies Pte Ltd(以下、併せて Aldon)への資本参加に対するアドバイザリーサービスを下記の通り行いました。
記
1. 支援の概要
DIは、半導体・液晶製造向けガス供給システムの製造・販売を手掛けるジャパンマテリアルとファイナンシャル・アドバイザリー契約を締結し、同社によるAldon株式の51%取得を支援いたしました。取得価格は約855百万円です。
本資本参加により、ジャパンマテリアルは半導体製造装置用の交換部品の製造・販売事業に参入、Aldonのセカンドソーサーとしてのノウハウや販売ルートを活用し、今後も成長が見込めるアジア地域へ進出し、新しい収益基盤の構築を目指します。
2. 本案件におけるDIの付加価値
DIの企業財務ソリューショングループと海外子会社のDIシンガポールは、下記の資産、ノウハウ、経験を活用して、本案件成立に向けた活動を行いました。
A) 投資案件のソーシング基盤:
- DIは、東南アジア各国とインドにおいて約50社の現地M&Aファームとネットワークを構築し、投資案件の情報収集を日々行っております
- 本案件も、このDI固有のネットワークを通じて発掘されました
B) ビジネスプロデュースの知見:
- DIは、日本企業と対象企業の双方の事業構造・ニーズを徹底的に検証してシナジーを想定し、M&Aを通じたビジネスプロデュース実現を志向しております
- 本案件においても、ジャパンマテリアルとAldon両社の顧客の類似性と事業の補完性に着目して両者を橋渡しし、新たな関係構築をプロデュースいたしました
C) クロスボーダーM&Aの案件遂行能力:
- DIは、日本企業が海外企業に投資する際のリスクやポイントを熟知したM&Aのプロフェッショナルを有しています
- 本案件においても、プロセスの初期から、デューデリジェンス、契約締結、クロージングに至るまでの一貫した支援を行いました
3. 対象企業 概要
- ジャパンマテリアル株式会社 概要
代表者: 代表取締役社長 田中 久男
所在地: 三重県三重郡菰野町永井3098番22
設 立: 1997年4月
資本金: 8億646万3,150円
上場区分: 上場(東証1部・名証1部) - Aldon Technologies Services Pte Ltd 概要
代表者: Ang Swee Meng(Managing Director)
所在地: 20 Loyang Lane Singapore 508919
設 立: 2001年8月
資本金: 340,000シンガポールドル - ADCT Technologies Pte Ltd 概要
代表者: Ang Swee Meng(Managing Director)
所在地: 20 Loyang Lane Singapore 508919
設 立: 2005年6月
資本金: 200,000シンガポールドル
<ご参考> MA支援実績(こちら)
DIは、日本企業のグローバル展開につき、戦略構築・ビジネスDD・PMI(Post Merger Integration:統合マネジメント)等のコンサルティング・サービスに加え、事業経営等の経験を活かしたフィナンシャル・アドバイザリー・サービスも行っております。
以上
※本リリースのPDF版は こちら
【本件に関する問合せ先】 株式会社ドリームインキュベータ TEL 03-5532-3200