Net Asset Value(NAV)
当社では、企業価値をより適切に表すため、2019年3月期決算より、通常のBS・PLに加え、「Net Asset Value(NAV)」という経営指標を開示しています。
NAVは、その名の通り純資産価値を表すもので、当社の保有事業及び資産を時価評価したものから、純負債を控除したものです。アナリストが複数の事業・資産を有する会社を評価する際に用いる評価尺度の一つで、一部の欧米企業では経営指標としても採り入れられています。
当社の事業には、大企業のビジネスプロデュース(事業創造)を行う<戦略コンサルティング>と、成長事業へのマジョリティ出資・継続経営を行う<事業投資>、スタートアップへのリスクマネー供給による支援を行う<ベンチャー投資>の3事業があり、それらの価値の総和がDI全体の企業価値をより適切に表すと考えます。
DI保有の資産(投資育成先ベンチャー・事業)× 創出・育成の仕組み(戦略コンサルティングで培ったビジネスプロデュースと投資育成の融合)こそがDIの存在意義であり、その持続的な向上を目指しております。

各事業におけるNAVの算定方法
- 積み上げ方式による企業価値評価
- ベンチャー投資・事業投資:
- –上場銘柄
- ● 期末時点時価総額×当社持ち分
- –未上場銘柄(今後、評価手法を適宜見直し)
- ●期末時点投資簿価残高±時価評価差額(直近ファイナンス価格や第三者取引価格)
- ●上記価格が無いものは再評価せず、簿価評価
- –上場銘柄
- 戦略コンサルティング:
- –5期平均税引後利益×同業他社PER